京都センチュリーホテルは、京都駅の近くにあるシティホテル。京都駅から歩いてすぐのホテルなので、USJで遊んだあとなど、疲れているときでも行きやすいのが魅力です。
京都センチュリーホテルの前身は1928年創業の京都ステーションホテルで、京都では3番目に古く、歴史あるホテルです。
現在は京阪ホテルズ&リゾーツのホテルとして運営されており、2019年には隣に同じく京阪ホテルズ&リゾーツの「THE THOUSAND KYOTO」がオープンしました(ふたつのホテルは館内の通路でつながっており行き来可能です)。
今回は京都センチュリーホテルに宿泊してきましたので、そのレポートをお届けします。
目次
京都センチュリーホテルへのアクセス
京都センチュリーホテルは、京都駅からすぐの場所にあります。
京都駅に着いたら、京都タワーがある北側の出口から外に出ます。
右側へ進みます。
突き当りに見えるのが、京都センチュリーホテルです。
京都らしく、目立つ看板がないためわかりにくいですが、よく見るとKYOTO CENTURY HOTELと書かれています。
京都センチュリーホテルはTHE THOUSAND KYOTO(ザ サウザンド キョウト)と併設されているため、外観は一つの建物です。
このまままっすぐ進むと、京都センチュリーホテルの入り口です。
駐車場は50台あります。
駐車料金は、1泊1台あたり2,000円(税込)で、時間は15:00から翌日12:00までです。
レストラン利用の場合は、お会計が3,000円以上であれば3時間無料になります。
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京都センチュリーホテルのフロント、建物内
入り口を入るとすぐエスカレーターがあり、エスカレーターを上がるとすぐにフロントがあります。
フロントの前には、京都センチュリーホテルの名物である「ライブラリーラウンジ」が。
ライブラリーラウンジの奥にあるのがレストラン「La Jyho(ラジョウ)」。レストランの様子はのちほど、食事のレポートで紹介しますね。
さて、フロントの前にはアメニティバーがあり、歯ブラシなど、必要なものを選べます(SDGsの取り組みの一環として、お部屋にはアメニティを置いていないと説明がありました)。
エレベーターで客室フロアへ上がると、エレベーターホールには大きな窓とテーブル、椅子が置かれていました。
南向きの窓なので、線路が見えます。電車好きにとっては最高の景色です!
京都センチュリーホテルの客室
カードキーで客室に入室します。今回は「グランコンフォートスタンダードダブル(18平米)」という、一番コンパクトなお部屋です。
なお、京都センチュリーホテルは40年以上の歴史がありますが、客室は適宜リフォームされているようで、全体的にきれいでしたし、特に、水回りの設備が良いです。
ここから詳しく紹介します。
入るとすぐ右側に、オープンクローゼットと洗面台があり、奥に部屋がありました。
変わった間取りのように思えますが、コンパクトなわりにゆったりとした雰囲気がありました。
今回は「眺望不可」のお部屋だったのでどんな感じかなと思っていましたが、こんな感じでした。
建物がロの字型になっていて、その内側に面している部屋ということですね。景色は楽しめませんが、光は十分に入ってきたので良かったです。
スリッパは、ちょっと変わったタイプのもので、下駄ようなスリッパです。mizutoriという下駄メーカーのもの。希望すれば購入できるそうです(値段は忘れました)。
使い捨てタイプのスリッパも用意されています。
ベッドはダブル。ツインタイプのお部屋もあります。
コンセントもあります。両サイドについていました。
ナイトウェアは前開きのワンピースタイプ。ゆったりしたサイズ感で、どんな体型の方でも着やすいのではないかと思います。
空気清浄機はSHARP製です。
壁面にはテレビやデスクがあります。
デスクと、デスクの引き出しを開けたところ。コンセントもあります。
ドリップ式コーヒー、ティーバッグ(煎茶とほうじ茶)、紅茶、砂糖、クリーミングパウダー。
コーヒーは小川珈琲、お茶は祇園辻利の宇治茶というのがいかにも京都らしいですね(紅茶は確認シ忘れました)。
冷蔵庫です。ミニバーはありません。
戸棚には、グラス、カップ&ソーサー、電気ケトルがあります。
テレビは地上デジタル、BS、CSと見れますが、NetflixやAmazon Prime Videoなどは入っていませんでした。
ベッド側から入り口に目を向けるとこんな感じ。洗面台とクローゼットが並んでおり、奥に見えるのが客室ドアです。
洗面台はゆったりとしていて、イスもあるので使いやすいです。しかもおしゃれです。
フロントで説明を受けたとおりアメニティ類はなく、ハンドソープのみが設置されていました。
タオル類は、ハンドタオル、バスタオル、フェイスタオル、バスマットが置かれています。
いずれも、今治タオルのブランドIKEUCHI ORGANIC(イケウチオーガニック)のものでした。
ドライヤーは、Panasonicのイオニティ。ちょっと年季入っています。
2015年製だったので、そろそろ買い替えてもいいんじゃないかな、買い替えるならもう少し風量の多いものがいいな、と個人的には思いました。
通路を挟んで反対側に、お手洗いとシャワー室があります。
シャワー室はお部屋から窓で見えています(内側にブラインドが付いています)。
浴室にバスタブはなく、シャワーだけです。シャワーは、外国風のオーバーヘッドシャワーに加え、手に持って使うことができるシャワーもあります。
シャンプー・コンディショナー・ボディソープは設置されています。
La Bottega(ラ ボッテガ)です。
お手洗いはこちら。もちろん、ウォシュレット(洗浄機能)付きです。
エアコンは細かく調整できるようになっていて、摂氏(℃)と華氏(℉)を切り替えることもできます。
京都センチュリーホテルのレストラン(夕食・朝食)
今回は夕食・朝食つきのプランで宿泊したので、紹介します。
まず夕食は、フロントと同じフロアにある「La Jyho(ラジョウ)」にてタブレット注文式オーダービュッフェです。
以前はビュッフェスタイルでしたが、オーダービッフェに変わりました。
席につくとタブレットを渡され、そのタブレットで注文します。残り時間も表示されているのでわかりやすいです。
前菜盛り合わせだけは、自動的に出てきます。
オーダーしたお料理の一部。
一品一品がけっこうしっかりとした量があるので、普通のビュッフェ気分であれこれ注文すると食べきれないかも……。
味はとてもよかったです。
アルコールメニューも豊富にあり、タブレットから注文できます。
続いて、朝食の紹介です。
この日は、朝食はお隣のホテル「ザ サウザンド キョウト」のレストランを案内されました。
フロントのフロアから通路でつながっています。
2019年に開業したばかりで新しく、センチュリーホテルとはガラリと印象が変わります。モダンな雰囲気です。
朝食会場はイタリアンレストラン「SCALAE(スカーラエ)」。
メニューは和食と洋食から選ぶことができました。今回は和食を選びました。
一杯の「だし」から始まる朝食はこだわって作られた贅沢な内容で、ゆっくりと味わっていただきました。
炊きたてのごはんは最高です。
京都センチュリーホテルのその他館内施設
京都センチュリーホテルにはここまで紹介した施設のほか、宴会場やメインバー(2階「ESSEX(エセックス)」)があります。
また、お隣の「ザ サウザンド キョウト」には日本料理レストランもありますし、スパもあり、そちらも利用できます。
京都センチュリーホテル周辺情報
京都センチュリーホテルは京都駅のすぐ近くにありますので、お買い物にも便利です。
コンビニは徒歩1~2分の範囲にファミリーマートとローソンがありますし、京都駅ビル内にはセブンイレブンがあちこちにあります。
京都駅地下には成城石井やJupiterもあります。
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まとめ
京都センチュリーホテルは立地もよく便利で、歴史がありつつ清潔感もあり、お料理もおいしい、良いホテルでした。
京都駅周辺のホテルとしては、駅ビル直結のグランヴィアに次いで便利なホテルだと思いますので、観光でもビジネスでも、満足できるホテルなのではないでしょうか。
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