USJのオフィシャルホテルのひとつ「ザ シンギュラリホテル & スカイスパ アット ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(以降:シンギュラリホテル)」。
ホテル名からは分かりづらいかと思いますが、カンデオホテルズチェーンです。
USJ最寄り駅であるユニバーサルシティ駅から目と鼻の先です。
オフィシャルホテルも含め、この最寄り駅から一番近いホテルです。このホテルより駅から近いホテルを建設することは物理的にほぼ不可能でしょう。
どれくらい近いかというと、駅改札からホテル入口までまさに徒歩30秒といったところです。ほぼ直結といって過言ではないと思います。
このホテルに宿泊してきましたので、ベッドやお風呂、備品など部屋のようすをご紹介します。
目次
チェックインして部屋に入るまで
まずはホテルフロントでチェックインします。フロントはコロナ感染予防対策がしっかり講じられていました。
チェックインがおわると、ホテルロビーにあるアメニティバーから自分に必要なアメニティ類を取り、それをもって部屋に行くことになります。
シンギュラリホテルのアメニティについての詳しい情報はこちらの記事をご覧ください。
さて、アメニティを忘れずに確保したあとはエレベーターを使って、部屋のあるフロアまで移動します。
エレベーターはルームキーをかざさないとボタンを押せなくなっていますのでご注意ください。
この日は部屋番号624ということで6階までまずは移動しました。
モダンな内装となっている廊下を歩き部屋に向かいます。
そして、エレベーターですでに使ったルームキーを使って部屋のドアを開けます。
なおルームキーは最上階の大浴場(スカイスパ)に入る際にも必要となり、女性は白いほう、男性は茶色いほうとなります。
大浴場についての記事も参考にご覧くださいね。
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今回泊まった部屋はエグゼクティブソファツイン
今回予約したのはエグゼクティブソファツインという部屋。広さは20平米です。
ベッドは2台、幅は110cmとゆとりがあります。
シモンズ製のベッドで寝心地も申し分ありませんでした。枕のサイズもちょうどよかったように思います。
3人以上(添い寝含まず)で泊まる場合は、エキストラベッドは用意されず(この部屋の場合は置くスペースがない)“こあがり”のリビングソファをベッドとして使うことになります。
このベッドのセッティングについてはあとでご紹介します。
それでは部屋の設備やサービスにうつりましょう。
部屋の設備・サービスについて
それではシンギュラリホテルの部屋設備やサービス等を写真付きでご紹介します。
冷蔵庫
冷蔵庫は電源がオフの状態ですので、忘れずにスイッチで電源オンしておきましょう。
冷蔵庫の中身はからっぽです。
内線電話
冷蔵庫が格納されているボックスには、ホテルフロントにつながる内線電話がおいてあります。このすぐそばにはコンセントがふたつあります。
電気ポット、ティッシュボックス
内線電話のそばには電気ポットやティッシュボックスもあります。カップラーメン等を持ち込んで食べることが可能です。
マグカップとアイスペール
お茶やコーヒー等を飲む時に使えるマグカップが用意されています。また氷を入れておくアイスペールもあります。製氷機は4~6F、8~10F、12~14Fに設置されています。
テーブル
こあがりのリンブソファのそばに丸いテーブルがあります。それほど広くありませんが、少人数での食事やパソコン作業をするには特に問題ないと思います。
ゴミ箱
ゴミ箱にはビニール袋がセッティングされているので清潔感があります。
ハンガー
部屋に入ってすぐのところにハンガーが用意されています。バー(ポール)が2本ありますし、ハンガーの数もタイプの違うものが4つずつありますので、特に困ることはないでしょう。
消臭スプレー
ハンガーがかかっているバーに消臭スプレーがかかっています。このホテルは全室禁煙ですが、気になる匂いがある場合は活用しましょう。自分の服についたタバコの臭いをおさえる際にも必要になると思います。
バゲージラック(荷物台)、靴べら
ハンガーの下には折りたたみ式のバゲージラックと靴べらがあります。
ヘッドボードのコンセントと目覚まし時計
ベッドのヘッドボードにはコンセントがついているので、寝ている間にスマホを充電したり、充電したままベッドに寝転んでスマホの操作ができます。また目覚まし時計も置いてあります。
テレビ
40~50インチくらいの壁掛けテレビがあります。ホテルの館内情報を見ることができます。
大浴場(スカイスパ)や朝食会場であるレストランの混雑状況、コインランドリーの使用状況も確認することができてとても便利です。
またテレビでは有料になりますがカンデオルームシアターというコンテンツにより映画等を楽しむことができます。その場合、各フロアにあるチケット券売機で購入する必要があります。
料金は1,000円です。
近隣レストランのテイクアウト予約ができる
部屋にいながら近くにある人気レストランの注文ができます。店まで取りに行く必要がありますが、部屋に持ち帰ってゆっくり食べることができるのでおすすめです。
ちなみにこのシンギュラリホテルは2Fにレストランがありますが、ディナー営業はしていませんので、夕食がまだの場合は、コンビニ等に買い出しに行く、ユニバーサルシティウォークの飲食店に食べに行く、またはこのような形でテイクアウトできるお店で注文して持ち込む、という方法を検討しなくてはいけません。
ホテルから注文できる人気レストランは「エッグスンシングスザ・パークフロントホテル店」「ババ・ガンプ・シュリンプ大阪」「ハードロックカフェUCW」の3店舗です。USJ閉園1時間後まで注文可能です。
フリーWi-Fi
チェックイン時に渡される「館内の過ごし方ガイド」にWi-FiのSSIDとパスワードが記載されていますので、無料で利用できます。
貸し出し備品
なおホテルの公式サイトを確認すると、ここで貸し出し備品として、加湿機、まくら(トルマリン、低反発)、ズボンプレッサー、アイロン・アイロン台、羊毛毛布、ワインオープナー、ワイングラス、栓抜き、ソーイングセット、爪切り、アイスノン、体温計、携帯充電器、変換用プラグ、電気スタンド、卓上ミラー、洋服ブラシ等があります。
お風呂、トイレ、洗面所
それでは、お風呂、トイレ、洗面所についてご紹介します。
上記の写真にあるように、それほど広くはありませんでした。
ユニットバスのため洗い場もありませんので、小さいお子さん連れには向かないかもしれませんが、別に大浴場がありますのでその点では安心です。
ただし「ザ シンギュラリ キング」「ザ シンギュラリ デラックスツイン」「ザ シンギュラリ スイート」といった一部ハイグレードな部屋の場合は、お風呂とトイレが別々になっているようです。
それではここに置かれている備品も含めてご紹介しましょう。
ウォシュレット付きトイレ
トイレは、もう当たり前となったウォシュレット付きです。
ドライヤー
ドライヤーはテスコム製でした。
サニタリーバッグ
サニタリーバッグが用意されていますので、水に流れない汚れ物はこの袋に入れて、便器近くにあるゴミ箱に捨てましょう。
コップと歯ブラシ
コップと歯ブラシが用意されています。歯ブラシ以外のアメニティは、ホテルロビーのアメニティバーから自分で持ってくることになっています。
ハンドソープ
洗面台のところにハンドソープが置かれています。シェービング用としても使えるようです。ポーラのものでした。
この水道水は飲料水としても飲むことができます。
安心してこの水を使って電気ポットでお湯を沸かしましょう。
バスタオルとフェイスタオル
バスタオルとフェイスタオルが用意されていますが、大浴場を利用する際はこのタオル類を持ち込み必要がありますのでお忘れなく。
大浴場には使い終わったタオルの回収ボックスがありますが、そこにバスタオルもフェイスタオルも入れてきてしまうと、部屋に戻ってから手を拭くタオルがなくなってしまいます。どちらは持ち帰るようにしましょう。
お風呂
カーテンで仕切るタイプのお風呂です。それほど広くはありません。
やはりこのホテルに宿泊する際は、大浴場を利用するのがおすすめです。
シャンプー、コンディショナー、ボディソープ
シャンプー、コンディショナー、ボディソープもハンドソープ同様、ポーラのものでした。
“こあがり”リビングソファがベッドに変身
それでは、こあがりのリングソファをベッドとして使う方法をご紹介します。
まずは収納スペースから寝具袋を取り出します。敷布団用で1点、枕と掛け布団用で1点、合わせて2点入っています。
収納スペースは、部屋タイプによって異なるかもしれませんが内線電話の近く、こあがりのリビングソファに隣接した箇所にあります。
というわけでまずはふたつとも取り出します。
袋のファスナーを開けて中身を確認して取り出します。
つづいて、敷布団をセットします。枕も置きます。
掛け布団をセットすれば完成です。
さすがに110cm幅のベッドに比べると狭いです。90cmくらいでしょうか。でも寝心地は悪くありませんでした。
中身を取り出した後の寝具袋は収納スペースに戻しておきましょう。
このベッドの作り方については、ホテルチェックイン時にかんたんなマニュアルをもらえますので、それを見ながら進めてください。
さいごに注意点をひとつ。
このベッドをセットしてしまうとちょっとした食事や作業時、メイクをする時に布団の上に座ることになります。
そうなると、せっかくセッティングした布団が乱れてしまいます。
昼寝をしたり、すぐに寝たい場合は別ですが、そうでなければ実際に寝る時間が近づくまでベッドのセッティングはやめておいたほうよいでしょう。
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さいごに
今回はエグゼクティブソファツインという部屋に泊まりましたが、別タイプの部屋では、設備や備品等が少し異なるかもしれません。
そこはどうぞご了承ください。
リビングソファをベッドとして使うというのはこのホテルならではの特徴だと思います。
エキストラベッドが追加で置かれると窮屈になりやすいですが、その点、この方法なら窮屈さは感じません。
3人旅や3人家族での利用にはちょうどよいかもしれません。
なにかの参考になれば幸いです。
以上、シンギュラリホテルの部屋のようすについてレポートしました。
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