12月某日、ひさしぶりに京都に雪が降りました。
貴船神社には朝早くからカメラを持った人たちが押し寄せたとか。
そんな貴船神社のふもとにあるお食事処が今回ご紹介する「鳥居茶屋」です。
前日に降った雪はまだ残ってました。
この日のランチでいただいたのは鳥居茶屋で有名なうなぎ玉子丼。
そんなうなぎ玉子丼を食べた感想をはじめ、鳥居茶屋のメニューや店内のようすもお伝えします。
※2022年1月2日、TBSテレビ「バナナマンのせっかくグルメ」新春スペシャルでドラえもんのジャイアン声優の木村昴が鳥居茶屋に訪れ、うな玉丼を食べたようすが放送されました。
鳥居茶屋について
鳥居茶屋は京都の貴船神社のふもとにあるお食事処です。
おそばや弁当、お鍋、会席など多様な和食を味わうことができます。
「鳥居茶屋」という店名にあるとおり、貴船神社の鳥居のすぐそばにお店があります。
下の写真は貴船神社の鳥居ですが、鳥居の中にちょうど見えているのが鳥居茶屋です。
下の写真のように鳥居茶屋は参道の階段を登っていく時にすぐ右側にあります。
この参道の階段に雪が降り積もった景色を撮影しにくる人が前日は多かったようです。
駐車場はお店の前に4台分あります。
このあたりは道路の幅が狭くなっているので注意してください。
夏期は川床料理も提供。
鳥居茶屋本店より200メートル下流にある「鳥居茶屋 真々庵」(鳥居茶屋 別館)にて川床会席料理のお店を営業されてます。
川床料理の営業期間は6月~9月頃です。
予約がおおすすめです。
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うなぎ玉子丼を食べた感想
食べたいメニューはいろいろありましたが、見た目に一番インパクトがありそうなうなぎ玉子丼を食べることにしました。
これ、いわゆる「きんし丼」です。
でも、きんし丼は大津や京都に店舗があるかねよが発祥のメニューで、かねよが商標登録をしています。
鳥居茶屋のうなぎ玉子丼は2700円です。
そういえばお店の方は「鰻玉丼(うなたまどん)」と呼んでいたように思います。
お吸い物、小鉢、香の物がついています。
お吸い物には、湯葉、かまぼこ、手毬麩などが入っています。
しっかり味の出汁を十分に吸い込んだ湯葉もとてもおいしかったです。
小鉢と香の物も十分な量があったので、もっと白ごはんがほしくなったほどです。
そして、こちらが主役のうなぎ玉子丼。
上にあるど巨大なだし巻き玉子のおかげで、下にあるうなぎは隠れてほぼ見えません。
器に目いっぱいのサイズのだし巻きなので、ごはんも少しだけ見える程度。
だし巻き玉子を持ち上げると、下に隠れているうなぎが姿をあらわします。
だし巻きの厚みもなかなかのものです。
まずはだし巻きだけをいただきました。
このだし巻き、本当にふわふわです。
やさしい味の出汁と塩味が絶妙で、これだけでごはんを何杯もいけちゃうくらいおいしい。
さらに山椒の風味がほんのりと感じられます。
おそらくうなぎに山椒がふりかけられているか、タレに山椒が入っているのでないかと思われます。
この山椒によるアクセントもたまりません。
そして、隠れていたうなぎの蒲焼きはそのサイズ感では劣っていたとしても、だし巻きに負けない存在感をみせつけてきます。
味付けも見事で、白ごはんとの相性は最高です。
うなぎとだし巻き、さらにお米、このすべてを口に入れたときの幸福感をぜひみなさんにも味わってもらいたい。
2700円を出す価値が十分にあると言えます。
ごちそうさまでした。
YouTubeに、この鳥居茶屋でうなたま丼やぼたん鍋を実際に食べた動画がありましたので紹介します↓
冬にはぼたん鍋も登場
鳥居茶屋では冬季はぼたん鍋や湯豆腐なども登場します。
二度目におじゃました時はぼたん鍋をいただきました。
「お手軽な」ぼたん鍋で、会席ではないスタイルです。そのぶん価格もお手軽です。
猪肉はきれいに盛り付けていただきテンションが高まります。
先附もついてます。
お店の方が猪肉や野菜などをある程度のところまでお鍋に入れてくれます。
先附以外には、お吸い物、木枝しぐれ、香の物、ごはんもついてきます。
お手軽といっても満腹になるボリュームです。
会席はちょっと…という人なら、こちらでも量的には十分満足できるので、ぜひ試してください。
鳥居茶屋のメニュー
鳥居茶屋のメニューをご紹介します。
私がいただいたうなぎ玉子丼はすでにご紹介したように2700円(税込)です。
うなぎ丼やうなぎ定食もあります。
価格は写真でご確認ください。
湯豆腐弁当も気になります。
茶店弁当というバラエティ豊かなセットもあります。
そして、鳥居茶屋名物と言われる「鮎茶漬け」。
二度目の訪問でいただくことができました。
「上」は、鮎が3匹ついており、生湯葉や鯉のお造りがついているのでおすすめです。
あゆそば、貴船そば、うなぎそばというそばメニューも人気です。
数量限定という生ゆばのお造りはクチコミでも高評価でした。
鯉の洗いはこれまでの人生で一度も食べたことがないのですが、チャンスあれば試してみたいです。
アルコール類も各種用意されています。
15時以降は「おやつ」ということで、おぜんざいや抹茶とお菓子のセットなどが提供されています。
12月初旬頃から3月中頃まで提供されているぼたん鍋は、座敷でいただくとお昼は6000円、夜は8000円からとなっています。
ですが、1階席でいただくというお手軽なぼたん鍋なら3980円で楽しめます。
なお、私が二度目にいただいたのがこのお手軽ぼたん鍋になります。
二度目の訪問時は雪降る日となりました。
雪の日の貴船神社の参道は撮影スポットとして人気ですので、この日は人が多かったです。
車で来られる方は道路が凍結していることもありますのでご注意ください。
こんな雪の降る日のぼたん鍋は体の芯から温まるので本当におすすめです。
鳥居茶屋の店内
鳥居茶屋の1階店内にはテーブル席や小上がりの席などが用意されています。
未確認ではありますが、2階に広いお座敷があるはずです。
1階のレジ近くにはおみやげコーナーもあります。
あゆ茶漬けも販売されています。
なお、この日の店内はとても静かでした。
BGMがかかっていなかったからそう感じたのかもしれませんが、料理と食事にそのぶん集中できたように思います。
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さいごに
今回はうなぎ玉子丼をいただきましたが、気になるメニューがほかにもたくさんありました。
うなたま丼や二度目の訪問でいただいたぼたん鍋やあゆ茶漬けの満足度を踏まえると、まだいただいてないお料理もおいしいに決まってます。
みなさんも貴船神社に行かれる際には鳥居茶屋にも立ち寄ってみてください。
京都観光の方、京都にお住まいの方、初詣で貴船神社に行かれる方もぜひ。
※2022年正月の「バナナマンのせっかくグルメ」で放送されたので、当分の間は混雑してるかもしれません。
店名:鳥居茶屋
住所:京都府京都市左京区鞍馬貴船町49 貴船神社表参道横
TEL:075-741-2231
営業時間:11:00~18:00
定休日:火曜日・不定休あり
公式サイト:http://www.toriijaya.com/