東野圭吾原作のマスカレードシリーズ×USJの夢のコラボが実現!
大人気ミステリー小説&映画であるマスカレードシリーズへの没入体験ができるショーイベントの開催が決定しました。
ゲストの選択と決断でエンディングが変わるマルチエンディング要素も詰め込まれています。
それでは、さっそくUSJ開催のマスカレードシリーズ「狙われた仮面舞踏会」を実際に体験した感想、所要時間、ビュッフェの味、必要なコミュ力、推理力等をご紹介しましょう!
目次
USJマスカレードシリーズ:ストーリー&概要

東野圭吾原原作のマスカレードシリーズは、ホテルコルテシアが舞台の中心となります。
マスカレードシリーズは、長澤まさみ&木村拓哉が出演する原作1作目の映画「マスカレードホテル」も有名でしょう。
USJクオリティのライブショーと融合した今作も舞台はホテルコルテシアです。
ゲストの1人ひとりが登場人物となって、ミステリーと向き合い、謎解きをおこないます。
潜入捜査を行っていた刑事である新田たちと一緒にマーダーミステリーゲームに挑み、犯人を追い詰められるのか?!
ゲストの選択でエンディングが変わるマルチエンディングが用意されています。
スポンサーリンク
USJマスカレードシリーズ:開催期間

開催期間は2025年1月24日(金)~6月30日(月)です。
上記の開催日の中には非上演日があります。
詳しい上演日はUSJの公式サイトから確認できます。
USJマスカレードシリーズ:実際に体験した感想(ネタバレ無し)

極上のミステリーにふさわしく、とにかく謎が難しい!
謎解きが大好きな私からすると本物のマーダーミステリーに誘われたようなクセになる雰囲気にドキドキと楽しさが膨らみました!
まず、開催場所であるピーコックシアター前で受付がおこなわれます。
仮面舞踏会という名前の通り、ゲスト1人ひとりに10種類の中からランダムに1種類の仮面が受付にてクルーからわたされます。
メガネをかけているゲストは、かなりつけにくい仮面です。
仮面がつけにくくても、特に問題は無いのでそこまで気にせずにイベントの開始を待っていましょう。
会場前には、コートや荷物が預けられる場所がありました。
ただ、誤って別の方が荷物を持って帰ってしまいそうな、ややセキュリティに不安のある荷物置き場のため、大切な荷物は座席下の箱に入れておきましょう。
テーブルにはあらかじめ、乾杯用にジンジャエールがありました。
イベントが始まると、妖しげな雰囲気が会場を包みます。
殺人予告、華麗なマジックショー等が繰り広げられ……。
映画マスカレードホテルで長澤まさみが役を演じた山岸尚美(やまぎし なおみ)、木村拓哉が演じた新田浩介(にった こうすけ)も、もちろん登場します。
USJのクルーが演じる山岸、新田ペアは、長澤まさみ&木村拓哉とはまた違った良さがあります。

会場には10名1組のテーブルが用意されており、200名のゲストが同時に体験します。
会場のテーブルには番号が振られているため、先着順ではありません。
あらかじめ、USJ側でランダムに座席は決められていました。
ステージが会場の中央に設置されていたり、登場人物たちが会場を動き回るため、どこにいても没入感のある体験ができます。
私はマスカレードホテルの原作は読んでおらず映画を見ただけでしたが、十分に楽しめる内容でした。
一緒に行った方によると、マスカレードシリーズの原作を読んでいないとわからないような細かな演出もあったようです。
細かな演出は謎の根底には関わらない部分だそうですが、マスカレードシリーズにさらに入り込みたい方は、原作を読破してからの体験がおすすめです。
ゲストの選択で結末が変わるマルチエンディングのため、ネタバレが固く禁止されています。

ネタバレ無しでいえるとしたら、謎に重要なポイントはコミュ力です!
とにかく周りとの協力が重要であり、コミュニケーション能力が必要です。
コナンザエスケープや過去にあった没入型ミステリーショーであるホテルアルバートと違って、終了後に謎の解説がありません。
つまり、マルチエンディングの中で真犯人や真相にたどり着けない場合は、本当の事件同様にそのまま、謎が解けずに終了……となります。
マルチエンディングですが、様々なエンディングに辿り着くためには、自分1人の力だけではどうしようも無い部分もあります。
謎解きのおもしろさだけではなく、焦りや緊張、初対面の方との協力プレイの面白さも感じられる部分が他には無い心身ともに没入できる面白さを感じました。
謎の難易度でいうとかなり高いと感じました。
謎解きの解説が無いため、より一層、謎への難しさを感じたのかもしれませんが、謎&真相にたどり着く難易度でいうとUSJのミステリーイベントでもトップクラスでしょう。
USJマスカレードシリーズ:チケット価格

体験するためには、年間パス&スタジオパスの他に専用の有料チケットが必要です。
チケット価格は大人&子ども共通で8,500円(税込み)~です。
価格は日毎に変動します。
価格の詳細は、USJの公式サイトから確認できます。
お高めな値段設定に思えますがイベントショー+食事付き+フリードリンク(アルコール含む)と考えたら、それなりのお値段かなと思いました。
体験の推奨年齢は10歳以上です。
かなり複雑なミステリーかつ、座席に座る時間も長いため、私の体感的には中学生以上からの年齢の方が楽しめるイベントかなと思いました。
当日券も販売していますが、平日でも売り切れていた日もあるため、前売りでの購入がおすすめです。
USJマスカレードシリーズ:開催場所

開催場所はピーコックシアターです。
パークの入り口からピーコックシアターへは、まずシネマ4Dストアまで直進しましょう。
シネマ4Dストアの角を左折します。
シネマ4Dストアとステージ22の間を直進します。
右手には、スペースファンタジーザライドの待ち列があります。
直進して正面に見える建物がピーコックシアターです。
パークの入り口から7分程度で到着できます。
会場はホテルの舞踏会がイメージされていますが、ドレスコードの指定はありません。
思い思いのパーティファッションでの参加が認められています。
USJマスカレードシリーズ:所要時間

所用時間は約120分です。
前半の約70分がミステリーショーです。
後半の約50分がビュッフェの時間です。
途中で5分程度のトイレ休憩がありますが、余裕のあるトイレ時間ではありません。
トイレ休憩の後、すぐにショーが進行するため、イベント開始前にトイレは済ませておいた方が良いでしょう。
USJマスカレードシリーズ:ビュッフェ

ミステリーショー終了後には、仮面舞踏会の本場であるイタリアの名物料理のビュッフェが楽しめます。
カルボナーデ(牛肉の赤ワイン煮込み)、チキンフリカッセーア(チキンのホワイトソース煮込み)、前菜、デザート等がありました。
フリードリンクには赤、白ワイン、スパークリングワイン、ビール、ソフトドリンク等があります。
フリードリンクは、ミステリーショーの体験中にも楽しめます。
会場にいるゲスト200名が一斉に立ち上がってビュッフェを取りに行く形式です。
ビュッフェ開始直後、すぐに取りに行くか、前菜(お皿に複数の料理が取り分けられている)だけを先にとって食べてから、ゲストの列が少なくなるのを待つか、作戦を立てて楽しむ方が効率良く食べられるでしょう。
パンやお肉も豊富なため、お腹いっぱい食べられました。
USJマスカレードシリーズ:注意点

とにかく、コミュニケーション能力が試される場面が多々あります。
コナンザエスケープは、2人1組で話し合いをおこなってミステリーを解くため、そこまで高度なコミュ力は必要無いように感じます。
こちらのミステリーショーでは、なんと、テーブルに座っている10名全員と意見を話し合う場面がありました。
ミステリーショーのスタッフが各テーブルの話し合いを回してくれるわけでもありません。
一瞬、就職活動のディベートを思い出すような、緊張感に包まれながらも、私は隣の方と話し合いつつ、輪を広げて全員と話し合うという手段を取りました。

テーブルの方々も大人なため、協力しながら、ミステリーに向き合えたと思います。
最初こそ話し合いに緊張していましたが、最終的にはビュッフェのときも談笑できるほどテーブルの方と仲良くなれました。
マーダーミステリーであるがゆえに、とにかく多くの登場人物の会話が飛び交います。
会話には謎解きのヒントが散りばめられているため、メモ用紙とペンをわたされて、必要に応じてメモを取るように促されます。
立ち聞きしながらメモを取る場面もあるため、スムーズにメモが取りたい方はメモ帳を準備しておくと便利でしょう。
スポンサーリンク
まとめ

東野圭吾原作マスカレードシリーズ狙われた仮面舞踏会は、極上のミステリー体験ができる没入型のミステリーショーです。
マーダーミステリー同様にゲスト1人ひとりの推理だけではなく、選択や決断もエンディングを左右させる一因になります。
チケットは体験日が決まっている場合、確実に体験できるように前売りでの購入がおすすめです。
山岸&新田、周りのゲストと一緒に殺人事件を食い止めれるのか?!真相に辿りつけるのか?!ドキドキにワクワクが交差する本物のミステリーが楽しめます!
コメントを残す