USJにはパークでしか目にかかれないような世界でも貴重な車が数多く展示されています!
一目みただけでアメリカングラフティ、ハリーポッター、ジュラシックパークといった映画の世界に没入できる車もあります。
期間限定でワイルドスピードの劇中車、名探偵コナンの赤井秀一の愛車、バックドラフトのアトラクションで使用された消防ポンプ車の展示もおこなわれていました。
それでは、さっそくUSJに展示されている車種、作品との関連性、過去に展示されていた車、展示されている場所等の詳細をご紹介しましょう。
目次
USJ車:メルズドライブイン前(ハリウッドエリア)
1970年代に公開され、アカデミー賞を受賞した不朽の名作である映画アメリカングラフティで使用されていた車と同様のアメリカのクラシックカーがメルズドライブイン前に展示されています。
アメリカングラフティは1960年代初頭のアメリカを舞台にした映画です。
今でいうクラシックカーを乗り回しながら過ごす4人の若者たちを描いた青春群像劇です。
監督として成功をおさめるロンハワード、ジョーズで有名なリチャードドレイファス、無名時代のハリソンフォード達が出演しています。
1956年型フォードサンダーバード(1956 Ford Thunderbird)
スザンヌソマーズが演じる、ブロンド美人で魅了したサンダーバードの女、女神が乗っていた車が1956年型フォードサンダーバード(1956 Ford Thunderbird)です。
柔らかさと鋭さを兼ね備えたようなフォルム、オフホワイトのカラーがかっこいい!
1951年型マーキュリークーペ(1951 Mercury Coupe)
ボーホプキンス演じるジョーが乗っていた車は1951年型マーキュリークーペ(1951 Mercury Coupe)です。
シックな赤とフロントガラスの丸みのあるフォルムが魅力的です。
1955年型シボレー150(1955 Chevrolet 150)
フォードデュ―スクーペとのカーレースを繰り広げた、ハリソンフォード演じるボブファルファの車は1955年型シボレー150(1955 Chevrolet 150)になります。
黒光りするカラーと重厚感のある存在感がたまりません!
1932年型フォードデュ―スクーペ(1932 Ford B Coupe)
ポールルマット演じるジョンミルナーは1932年型フォードデュ―スクーペ(1932 Ford B Coupe)に乗っていました。
メルズドライブインでも一際目立つ、イエローのクラシックカーです。
アメリカングラフティに登場する車の中でも人気の高い車種の1つです。
1958年型フォードエドセル(1958 Ford Edsel)
シンディウィリアムズ演じるローリーヘンダーソンが乗っていた車は1958年型フォードエドセル(1958 Ford Edsel)になります。
メルズドライブインの外観に良く似合う青空のようなカラー、ホワイトのアクセントがオシャレです。
1958年型シボレーインパラショートクーペ(1958 Chevrolet Impara Sport Coupe)
ロンハワード演じるスティーヴボランダーは1958年型シボレーインパラショートクーペ(1958 Chevrolet Impara Sport Coupe)に乗っています。
チャールズマーティンスミス演じるテリーフィールズが、車を借りてメルズドライブまで来て、ナンパを楽しんでいるかもしれません。
車体のシルバーのライン、クラシックなホワイトのカラーがシンプルながらとてもクールです。
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USJ車:名探偵コナン赤井秀一の愛車
名探偵コナン×USJのコラボが実施されていたさい、期間限定で2020年に赤井秀一の愛車が展示されていました。
展示場所はコナンザエスケープの開催場所前(ステージ18前)です。
フォード マスタング シェルビーGT500(Ford Mustang Shelby GT500)
名探偵コナン赤井秀一の2代目の愛車はフォードマスタングシェルビーGT500(Ford Mustang Shelby GT500)です。
赤い車体に白のラインがかっこいい!
ちなみに、車内にはライフルバックやブラック缶コーヒーといった赤井さんがさっきまで乗車していたようなアイテムが置かれていました。
USJ車:ユニバーサルマーケット
ユニバーサルマーケットはニューヨークエリアのラグーン(湖)沿いにある食べ歩きフードが楽しめる場所です。
ユニバーサルマーケットにはフードカートでは無くフードカーが多数、採用されています。
シボレー
アメリカのデトロイト発祥のシボレー社の車がホットドッグ販売専用車として働いています。
車の上にあるホットドッグの看板と車体のオレンジ&クリームカラーの相性が良くて目を惹きます。
フードカー(赤)
ユニバーサルマーケットの中でも一際大きな車体です。
煙突、大きな窓、赤い車体がニューヨークの楽しそうな雰囲気を感じさせます。
バスのような見た目をしています。
フードカー(緑&クリーム)
上記の赤いフードカーと並んで設置されているフードカーです。
通学バスのような雰囲気もありました。
天井が高そうな車体、緑とクリームのオシャレで少し落ち着いたカラーはラグーン沿いの景色にぴったりです。
ジュラシックパークエリア
ジュラシックパークエリアには今にも恐竜がそばから出てきそうな雰囲気のある車が展示されていました。
ジャングルをモチーフにしているジュラシックパークエリアにある車を見かけると、まるで劇中に迷い込んだような気持ちにさせてくれます。
フォードエクスプローラーXLT(Ford Explorer XLT)
1993年公開ジュラシックパーク1作目から登場するジュラパの車といえばフォードエクスプローラーXLT(Ford Explorer XLT)です。
劇中では電気自動車として改造されて使用されています。
ジュラシックパークを観光するさいにお客さんが乗り込んでいた車両です。
ジュラシックパークの劇中でエクスプローラーが恐竜にぐちゃぐちゃにされるシーンを見て、恐竜の恐ろしさや力の強さに圧倒された覚えがあります。
劇中では恐竜の強さ、人間の弱さを強調するためにもエクスプローラーは活躍しました。
ジープ(Jeep)
1997年公開ジュラシックパークシリーズ2作目のロストワールドで実際に登場されたといわれているジープの車体が展示されています。
恐竜に体当たりされていた車体です。
こちらのジープはフライングダイナソーがオープンするさいに、長年撤去されていました。
2024年現在、塗装が新しくなり、荷台にはインジェン社のケースも置かれて展示が再開されています。
車体の横にはインジェン社のロゴがあります。
以前は泥が付いている仕様だったように思いますが、復活したジープに泥はありません。
フライングダイナソー前の広場のラグーン沿いに展示されていました。
USJ車:ワンダーランド前(ハリウッドエリア)
ワンダーランド前にはポップコーンカーが設置されています。
パークで販売しているポップコーンはカートで取り扱われている場合が多いため、カーでの販売はあまり見かけません。
ポップコーンカー
青空のようなカラーとホワイトの車体はワンダーランド前というポップな雰囲気に似合いつつ、ハリウッドエリアの街並みにも良く溶け込んでいます。
小窓をよく見るとポップコーンがありました。
なかなか大きな車体ですが丸さがあるフォルムのためか威圧感は無く、かわいらしい印象が持ちました。
USJ車:ザドラゴンズパール前(サンフランシスコエリア)
サンフランシスコエリアのザドラゴンズパールの前にはフードカーがあります。
営業が不定期なフードカーです。
フードカー(オレンジ&クリーム)
上記はスパイファミリー×USJコラボ仕様のフードカーです。
サンフランシスコエリアは落ち着いた雰囲気のため、オレンジ&クリームのポップな色使いの車体が目立ちます。
USJ車:ハリーポッターエリア
ハリーポッターエリアに登場する車両はハリーポッターシリーズに登場したものになります。
まるで魔法にかけられているような、見かけるとワクワクとドキドキが混ざった不思議な気持ちになる車両がありました。
フォードアングリア105Eデラックス(1960 Ford Anglia 105E Delux)
ハリーポッターエリアのホグズミードへ行く前の脇道に空飛ぶ車が茂みにあります。
空飛ぶ車はフォードアングリア105Eデラックス(1960 Ford Anglia 105E Delux)です。
ハリーポッターシリーズ第2作目であるハリーポッターと秘密の部屋に登場した空飛ぶ車です。
空飛ぶ車はロンがハリーを連れ出して、ホグワーツ特急を追いかけるさいに登場しました。
ホグワーツ特急(ジャコバイト号 The Jacobite)
ホグワーツ城まで行くために生徒が乗車するホグワーツ特急は実際に運行していたジャコバイト号(The Jacobite)がモデルであるといわれています。
ジャコバイト号が走っているイギリスの山岳地帯にあるグレンフィナン高架橋は空飛ぶ車のロケ地でもあります。
蒸気機関車の定期運用は1967年に終了しましたが、観光列車として今でも世界中で愛される機関車です。
実際のジャコバイト号は赤色と黒色の2種類があります。
ジャコバイト号には2024年7月現在でも乗車が可能で、まさに映画の世界に没入した自然や車内の体験が可能です!
ホグワーツ特急はホグズミードへ入ってすぐ左側にあります。
USJ車:ニューヨークエリア奥
ニューヨークエリア奥ではたびたび期間限定で車が展示されることがあります。
過去にはワイルドスピードシリーズのファイヤーブーストの主人公ドミニク(ヴィンディーゼル)が実際に使用した劇中車1970ダッジチャージャー(1970 Dodge Charger)が2023年6月に9日間の期間限定で展示されていました。
シーグレーブ社製消防ポンプ車
2001年3月31日にUSJオープンに合わせてアメリカから輸入されたシーグレーブ社製消防ポンプ車です。
バックドラフトのアトラクションでは実際に使用(設置)されていました。
2024年5月、期間限定で展示されていました。
消防ポンプ車はフォトオポチュニティが開催されており、クルーが撮影してくれます。
写真撮影をおこなうさいは、車体の真横まで誘導してくれるため大迫力の消防ポンプ車を間近で見学できます。
1,500円で特別なフォトフレームが購入できました。
CHICAGOという文字がYUNIBAに変更されている部分があったりと遊び心もあります。
USJ車:その他(番外編)
ワンダーランドエリア
ワンダーランドエリアにあるエルモのリトルドライブでは小さな子どもも車の運転を楽しめます。
見た目はかわいらしいですが、車体がぶつかり合っても破損しない強いボディに仕上がっています。
コーナーでは車体ごとにまわり方が異なるため、繊細なドライブテクニックが必要なのかもしれません。
ポップコーンカート(フィアットヌオーヴァ500)
ルパン三世の愛車であり、映画カリオストロの城のカーチェイスで活躍したフィアットヌオーヴァ500(チンクェチェント)のポップコーンバケツがルパン三世×USJコラボのさいに期間限定で販売されていました。
まさにカーチェイスのワンシーンを彷彿とさせる次元&ルパン三世がフィアットヌオーヴァ500に乗車しています。
USJ車:注意事項
USJの車は世界的に見ても貴重な車がズラッと揃っています。
まさに博物館レベル!
メルズドライブイン前のアメリカのクラシックカーは総額1億円程度と考えても良いほどでしょう。
あそこまで車体の保存状態の良いクラシックカーは世界中を探しても、それこそ本場アメリカを探してもそうそう見つけられないと考えられます。
クラシックカーは改造を繰り返していたり、物置になっているなんてことも少なくありません。
保存状態の良いクラシックカーはゲストも一緒に守っていけると、未来へ貴重な文化を繋げるでしょう。
クルーの方々が綺麗に保存して、今に繋いでくれたように、ゲスト側の私も綺麗に丁寧に展示車を扱っていこうと思います。
アメリカングラフティの登場人物のように車体に持たれたり、ハリー&ロンの気分で車体にぶら下がったりしたいところですが絶対に触れないようにしてください。
USJで展示している車は廃盤になっているものもあり、破損した場合、弁償したくてもお金だけでは解決できない事態になるかもしれません。
そんなレアな車を間近で観覧できるだけでラッキー!といえます。
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まとめ
USJは定期的に期間限定でレアな車を展示しているため、情報チェックが欠かせません!
ジュラシックパークのジープのように突然、過去に展示されていた車が帰ってくるなんてこともあります。
レアな車がこれほど展示されているエリアは日本中を探してもなかなか無いでしょう。
アメリカのクラシックカー、ハリーポッターの空飛ぶ車のモデル等に会いながらパークをぶらっと散策するまわり方もワクワクします。
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