淡路島にある「淡路島モンキーセンター」に行ってきましたので、その訪問記録を残しておきたいと思います。
淡路島モンキーセンターは、ニホンザルを間近で観察したり、エサをあげたりできる、おさるさん好きにはたまらない場所です。
なんとここには約350頭ものニホンザルがいます。
ニホンザルを観察できる場所でいうと関西では嵐山モンキーパークが京都にありますが、その比較もまじえながらご紹介します。
目次
淡路島モンキーセンターの特徴
1967年に野生のニホンザルの餌付けをして見学できる施設としてオープンしたそうです。
そしてすでにお伝えしたように約350頭のニホンザルがいます。
嵐山モンキーパークにいるニホンザルが約120頭ですので、約3倍になります。
嵐山モンキーパークのイメージで、この淡路島モンキーセンターに行くと「めっちゃ多いなぁ」と思うはずです。
なお、この淡路島モンキーセンターにいるニホンザルは他の場所の同種の猿に比べておとなしく優しいで「淡路ザル」と呼ばれているようです。
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駐車場完備
淡路島モンキーセンターには駐車場が完備されています。
バスでも来ることができますが、バスの時間は限られているので、自家用車で来るのが便利だと思います。
20~30台の駐車スペースはあると思うので安心してください。
料金、割引クーポン
淡路島モンキーセンターの入園料は大人(中学生から)が700円、小人(4歳から小学生まで)が350円です。
割引は、団体割引や障害者割引がありますが、さがせばWEBクーポンもあります。
HISのクーポンとおでかけ情報サイト「いこーよ」のクーポンです。
いずれも50円の割引となります。
印刷不要ですので、チケット買う時にサイトにアクセスすれば大丈夫です。
もしくはスクショを撮っておいてそれを提示しましょう。
なおチケット売り場は駐車場のすぐそばにあります。
チケット(入園券)はかわらしいデザインでした。
チケット裏側には注意事項などが記載されています。
営業時間、定休日
淡路島モンキーセンターの営業時間は9:30~17:0ですが、季節によって変わることがあるそうです。
定休日は木曜日です。しかし、この日が祝日であれば営業しています。
サル山まで約4分、トイレは行っておこう
駐車場からサル山までは約4分で到着します。
ただしサル山にはトイレがありません。
なので、下にあるトイレに行っておきましょう。
とはいっても、サル山からすぐ戻ってこれるくらい近いのでそこまで心配する必要はありません。
サル山のほうには「淡路ザル大阪大学観察所」もあります。
穏やかな性格の淡路ザルの研究をしています。
さて、入り口を抜け坂を登りサル山を目指します。
歩いて1分もしないうちにサルたちに遭遇します。(日によるとは思います)
そしてあっという間にサル山に到着。
所要時間は3分くらいに感じました。本当にあっという間です。
嵐山モンキーパークでは20分程度の山登りをしないとサル山に到着しません。
そのイメージがあるので余計に早く感じるのかもしれません。
嵐山では山頂に到着したときには汗だくになりましたが、ここではほぼ体力は使いません。
涼しい顔をしていざ入園です。
猿を見学するときのルール
淡路島モンキーセンターで猿を見学する時のルールを確認しておきましょう。
- 猿にさわらない
- 猿をおいかけない
- 猿に近すぎない
- 猿をのぞき込まない
- 猿にいたずらしない
- 猿に与えるエサを持ち込まない
- ペットは連れてこない
- 自撮り棒での撮影はしない
- たばこは吸わない
ルールを守って、まわりの人にも迷惑をかけずに、みんなたのしく猿たちを観察したいものですね。
猿も鹿もいっぱい!
行ってみて驚いたのは普通に「鹿」がいること。
そして、人間が近寄っても特に逃げるわけでもありません。
また猿たちともうまく共存しています。
後述するエサやりの時も鹿がちゃっかり寄ってきます。
このように鹿とも仲良くできるのも淡路ザルの特徴なのかもしれませんね。
よくみると数頭の猿に首輪がついていました。
病気でもしているのかな?と思って、スタッフに聞いてみたところ、GPSを装着しているとのこと。
山に戻った猿たちがどのような場所まで移動しているかのデータを取っているそうです。
私は見ることができませんでしが、イノシシ、タヌキ、ウサギ、イタチ、テンなどもこの近くには生息しているそうです。
次回はぜひほかの動物たちの姿もみてみたいですね。
赤ちゃん猿の魅力全開!本当にかわいい!
淡路島モンキーセンターでの大きな魅力はたくさんの赤ちゃん猿たちに出会えること。
嵐山モンキーパークでも赤ちゃん猿は毎年それなりに生まれますが、その数は比べ物になりません。
嵐山では赤ちゃん猿を見つけるのに少し苦労しますが、こちらではいたるところに赤ちゃん猿がいます。
赤ちゃん猿をいっぱい見たいということなら淡路島モンキーセンターのほうが圧倒的におすすめです。
ただし大阪や京都から約3時間の移動を要しますので、その点は覚悟してください。
でもそれを補って余りあるほどの感動と満足度があるはずです。
赤ちゃん猿が見られるのは春から夏にかけて
ニホンザルの出産シーズンは毎年5月頃からはじまります。
つまり、この頃から赤ちゃん猿と出会うことができます。
ただし9月頃になると猿たちは秋の実を求め山の奥のほうに移動するためサル山にあらわれないこともあります。
2020年は9月中も猿と出会えたそうですが、8月中でも山に降りてこなく年もあったそうです。
野生のニホンザルなので、このあたりは仕方ありませんね。
というわけで赤ちゃん猿に出会うなら、春から夏がおすすめ。
5月から8月くらいではないでしょうか。
実際に猿に出会えるかどうかの予測は淡路島モンキーセンターに電話をすれば教えてくれますし、YouTubeのライブ配信で日々の様子はチェックできますので、しっかり計画を立てて訪れたいですね。
でも昨日まで猿と出会えたのに、今日になって急に出会えなくなるということもあるそうです。
なので、当日朝に確認の電話をしてみるとか、YouTubeのライブ配信映像で確認するなどして、無駄足にならないようにしたほうがいいかと思います。
なお2021年は40頭ほどの赤ちゃん猿が誕生したそうです。
そんなにたくさん生まれてしまうと、猿の数がどんどん増えつづけてたいへんなんじゃないかと思いますが、集団から離れてしまう猿や寿命を迎えてしまう猿もいるそうで、この程度の出生数であれば全体としての猿の数はほぼ横ばいのようです。
毎年、こんなたくさんの数の赤ちゃん猿に出会えるのはたのしみですよね。
猿にエサやりもできる
人間が小屋の中に入って猿たちにエサやりができます。
エサやり小屋にまず入ります。
サルのエサは200円です。
中に入るとエサ販売所がありますので、ここでエサを購入します。
カップに落花生(ピーナッツ)とさつまいもが入っています。
エサはつまんで渡さずに手のひらにのせてパーの形で渡します。
安全性を考慮してエサやりは小学生高学年以上からしかできません。
使い捨てにポリエチレンの手袋がもらえますので、それを装着してエサをあげます。
このようにしてエサをのせた手を近づると猿たちが取っていきます。
エサやり小屋の中はそれほど広くはありませんので、混雑時は人数制限もされるそうです。
大きなオスザルはエサをやさしく取ってくれます(※写真の猿は大きなオスザルではありません)。
嵐山モンキーパークの猿たちに比べてエサのとり方がおとなしかったように感じましたし、エサを激しく取り合う様子も少なかったように思いました。
これが淡路ザルなんでしょうか。
YouTubeのライブ配信でサル山のようすがいつでも見られる
淡路島モンキーセンターにはライブ配信ようのカメラが設置されており、いつでもサル山のようすがYouTubeで見ることができます。
現地に行けなくてもどこでも猿たちを見ることができますし、猿たちの山から降りてきている状況や混雑状況などを事前確認することもできます。
毎日24時間、ライブ映像は見ることができます。
猿に会えないときはこの映像で癒やされてはいかがでしょうか?
赤ちゃん猿も見ることができますよ。
おみやげショップでグッズも買える
チケット売り場に隣接する形でおみやげショップがあります。
ぬいぐるみや写真立てなどさまざまなグッズを買うことができます。
おさるにちなんだUFOキャッチャーやガチャガチャもありました。
淡路島モンキーセンターに来た記念にぜひ。
レストラン「お食事処ちゃりこ」
おみやげやさんの隣には飲食店があります。
「お食事処ちゃりこ」です。
この日はコロナの影響でテイクアウトしかやっていませんでしたが、通常は店内で食べることができます。
この近くにはコンビニやスーパーもありませんし、ほかに飲食店もありませんが、このお店があるので安心です。
淡路島カレーや地タコや淡路産玉ねぎの天ぷらがおすすめです。
淡路島モンキーセンターについて
- 住所:兵庫県洲本市畑田組289
- 電話番号:0799-29-0112
- 営業時間:9:30~17:00
- 定休日:木曜(祝日・年末年始は営業)
- 入園料:大人700円(中学生から)、子ども350円(4歳から)
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さいごに
アクセスはおせじにも良いとはいえません。
でも一度は訪れてもらいたい場所です。
やさしい猿たちに囲まれ、穏やかな時間を過ごせるのは違いありません。
何度もいいますが、赤ちゃん猿がめちゃくちゃかわいい!
最近、淡路島はリゾート化しているという話もありますが、淡路島に来る時はこの古くから根強い人気の淡路島モンキーセンターにもぜひ立ち寄ってみてください。
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