黒門市場は大阪のミナミの中心に位置する都会の真ん中にあるグルメストリートです。
地元のシェフや板前、地域の住民、観光客やインバウンド(海外からの旅行客)等、多くの人に愛され、天下の台所である大阪を支えています。
黒門市場では新鮮な魚を中心に精肉、漬物、雑貨や洋服等、幅広く様々な食品や生活必需品、雑貨を販売しています。
さっそく、黒門市場で販売されているものや楽しみ方、アクセス等を詳しくご紹介しましょう!
目次
【黒門市場】天下の台所を支えるグルメストリート
黒門市場とは大阪のミナミにある全長約580メートルの商店街を指します。
1キロにも満たない黒門市場には、なんと150店舗の専門店や飲食店が立ち並んでいます。
黒門市場は、近くにあった圓明寺(えんみょうじ)の門が黒いころから、市場の名前として引き継がれ黒門という名称が使われるようになりました。
戦後は大阪の胃袋として賑わい、年末には1日約15万人以上もの人が買い物に訪れます。
黒門市場の歴史は1822年に魚商人日本橋で魚の売買をおこなったことが始まりといわれ、2021年現在199年の歴史を誇ります。
2021年現在、無料休憩スポットやフリーWi-Fiの設置、多言語の案内看板等により観光客やインバウンドの取り込みにも力を入れており、大阪を代表する観光地にもなりました。
ちなみに、黒門市場の中にはいたるところに魚の巨大オブジェがあります。
↑伊勢海老のオブジェ
↑魚のオブジェ
巨大オブジェを探しながら市場を見回っても楽しいでしょう。
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【黒門市場】鮮魚、精肉、漬物等の専門店がずらり!写真付きでご紹介
それでは、黒門市場で営業している専門店、スーパー等を写真付きでご紹介しましょう!
2021年現在の黒門市場はインバウンドがかなり減少しているため、地元の人らしい方々が中心に買い物していました。
新型コロナ拡大前のような人が溢れかえっている混雑が見られないため、ゆっくりとお店を見てまわれます。
黒門市場はよくぼったくりのお店が多いともいわれますが、実際に歩き見て回った結果、ぼったくり店はありませんでした。
まぐろ、サーモン、たこ、貝、お肉はどれも新鮮で、お手頃な価格です。
価格が手頃なためか、地域の方らしき人も多く市場に買い物に来ていました。
本当にぼったくりの市場なら、地域の方の姿は無いでしょう。
大阪の中心部にいながらここまで新鮮な食べ物を楽しめる市場は黒門市場しかありません。
ここで紹介する店舗や写真の雰囲気をぜひ、黒門市場を見て回る際の参考にしてください!
鮮魚店
黒門市場の鮮魚店の1割はふぐ専門店であるといわれています。
大阪にはふぐ屋さんが多いことから、ふぐ専門店も多いのでしょう。
新鮮な魚や貝がキンキンに冷やされていてとても美味しそうです。
大きな水槽で魚、たこ等を泳がせている鮮魚店も多くありました。
店頭で大きな魚のカットをおこなっているお店もあり、市場の活気が感じられ圧巻です。
精肉屋
黒門市場は鮮魚のイメージが強いですが精肉屋も多くありました。
お肉も新鮮で色がとても綺麗です。
もともと味がついているお肉から、すき焼きやとんかつ用のお肉まで様々な種類が購入できます。
ぷりぷりで新鮮な鶏肉が100g200円とお得な価格で販売されていました。
雑貨&服屋
雑貨や服屋もあり、洋服、ハンカチ、鞄、扇子、マスク、財布等の様々なものが販売されています。
私が服屋を覗いている際、自転車に乗った方もお店に立ち寄っており、黒門市場が地元の方の生活に密着していることが感じられました。
鍋やフライパン、かき氷機等の調理器具は、低価格で品質も良く見えたので安く良いものが購入できるでしょう。
道具屋筋にあるお店のような雰囲気も感じました。
業務用の割りばし等も販売されており、商店向けのものもあります。
その他の専門店
漬物屋も点在しており、美味しそうな漬物が店頭に並んでいる風景もいたるところで見かけました。
種類に迷った際は、店員さんが優しく相談に乗ってくれます。
美味しそうなトンテキ屋もありました。
黒門市場の中には、意外にもカレー専門店もあります。
大阪の名物千鳥屋宗家もありました!
黒門市場には24時間営業のスーパー黒門中川があります。
多くの人で賑わっており、新鮮な鮮魚、精肉、果物等が購入できます。
黒門市場の中でも特に人の出入りが激しく活気が場所でした。
綺麗なお花が立ち並ぶ生花店もあります!
店頭のお花は圧巻です。
黒門市場のインフォメーションセンター
黒門市場にはインフォメーションセンターがあり、トイレ、自動販売機、机、椅子等が設置されています。
トイレがあるの場所は把握しておくと便利なため、インフォメーションセンターの場所は覚えておきましょう。
大きなトイレの旗が目印です。
トイレや無料で利用できる机や椅子があり、ゆっくりと黒門市場を楽しめる配慮が歓迎されているようで嬉しいです。
2021年現在、新型コロナ感染防止対策のため、机にはパーティションが設置されていました。
ガチャガチャも大量に設置されているため、遊び心がくすぐられます。
インフォメーションセンターの壁には黒門市場の商店が一覧できる地図もありました。
無料で観覧できる黒門市場の詳細が記載されている雑誌もあります。
インフォメーションセンターは、フリーWi-Fiもあるため一息付きたいときに最適な場所でしょう!
【黒門市場の楽しみ方】食い倒れて買いまくる!
黒門市場のおすすめの楽しみ方は、各店舗で少しずつ好きな料理を食べる「食べ歩き」です!
魚、貝はその場で食べられるものもありますし、漬物も食べ歩けます。
ソフトクリームや和菓子も販売されており、デザートにも困りません。
無料の休憩所には、机と椅子、自動販売機も設置されているため、ゆっくりと座って食べ歩きを堪能できます。
食べ歩きながら自分の好きなお店を見つけて、お家用にも買って帰ることもできます。
食べ歩けない精肉等は、気になったものを少しずつ購入して食べ比べても楽しいでしょう!
【黒門市場】アクセス
黒門市場は大阪のミナミの中心部にあるため、日本橋と難波どちらからも徒歩で行けます。
日本橋駅、難波駅からそれぞれの黒門市場へのアクセスを写真付きで詳しくご紹介しましょう。
日本橋駅からのアクセス
黒門市場の最寄り駅は日本橋10番出口です。
日本橋10番出口から地上に出た後、正面を直進しましょう。
2分程度歩けば左側に黒門市場の入り口があります。
横断歩道を渡る必要はありません。
難波駅からのアクセス
難波駅からはE5の出口から地上にでましょう。
右側にある、なんば南海通の商店街の入り口を直進します。
最初の十字路を磯丸水産側へ右折して、真っ直ぐ進みましょう。
正面に道具屋筋の出入り口、左側にサウスロード千日前の出入り口があります。
サウスロード千日前方面へ進み、道なりに進みます。
ひたすら真っ直ぐ進むと、横断歩道があります。
横断歩道をわたり、さらに直進すると黒門市場の出入り口があります。
難波駅E5の出口からは10分から13分程度で到着するでしょう。
Googleマップで黒門市場の場所を確認
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さいごに
黒門市場は天下の台所である大阪を支える、食べ歩きが楽しめるグルメストリートです。
鮮魚や精肉だけではなく、雑貨や洋服、デザート、漬物等の専門店も多いため見どころが盛りだくさんでした!
全て見て回って、食べ歩くには2時間程度かかるでしょう。
約200年もの間、大阪の食文化を支えてきた黒門市場では、大阪が誇るほんまもんのグルメが楽しめます。
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